
【ストレスによる不安感】
鍼灸で心身をゆるめるケア
この記事でわかること
- 不安感が続くしくみ(自律神経・呼吸・ホルモン)
- 東洋医学の見立て(流れの渋滞/休む力の不足)
- 見直すべき生活習慣
- 鍼灸で期待できること(呼吸を深く・緊張をゆるめる)
- 今日からできるセルフケア
胸がざわついて落ち着かない——それは「自律神経のオーバーワーク」です
胸のざわつき、息苦しさ、眠りの浅さ。
がんばり続けるほど自律神経のブレーキが利きにくくなり、
不安感や疲れが抜けにくくなります。
このページでは、なぜ起こるのか、鍼灸で期待できること、今日からのセルフケアをやさしくご案内します。
当てはまるものはありますか?(5つのチェック)

- 朝からだるく、集中できない
- 胸のざわつき・息苦しさ・動悸がある
- 眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
- 首肩のこりや頭重感がつづく
- 休日も「気が休まらない」
なぜ「ストレスによる不安感」が生じるの?
自律神経と呼吸・ホルモンの偏り
緊張が続くと交感神経が優位になり、呼吸は浅く、筋肉はこわばります。脳や胸まわりの循環が滞ると、胸のざわつきや息苦しさを感じやすくなります。
ストレス時に分泌されるホルモン(コルチゾールなど)が高い状態が続くと、眠りが浅く疲れが取れにくくなり、胃の張りや食欲のムラも出やすくなります。
長時間の同じ姿勢や運動不足も、こわばりと血流低下を招き、不安感の悪循環を助長します。
考えられる原因として

- 交感神経優位が続き、呼吸が浅く緊張が抜けない
- ストレスホルモンの影響で眠りが浅く疲れが残る
- 筋のこわばりと血流低下で頭痛・こり・だるさ
東洋医学の見立て:流れの渋滞と「休む力・満たす力」の不足
からだを巡る「流れ」がつまると胸やみぞおちに張りが生まれ、気持ちも発散しにくくなります。
さらに「休んで回復する力」や「養う力」が弱いと、眠っても回復しきれず、不安感が続きやすくなります。
まずは流れをゆるめ、呼吸が入る余白をつくり、休む土台を整えることが大切です。
こんな生活、続いていませんか?

- PC・スマホで長時間の緊張状態。通知に追われ続ける
- 就寝直前のスマホ・SNS・ニュース巡回が習慣
- 寝不足をカフェインで補い続ける
- 完璧主義で予定を詰め込み、休むことに罪悪感がある
「
つむぎ温灸室のケアとセルフケア
-施術で整え、自宅で保つ——今日からの小さなコツ-
鍼灸で“呼吸を深く、緊張をゆるめる”
つむぎ温灸室では、やさしい鍼、温かいお灸で首・肩・背中・みぞおち・お腹のこわばりをゆるめ、全身の巡りを整える施術を行います。
胸をひらいて呼吸が入りやすい状態をつくり、からだの「休む力」を引き出します。
体質や生活リズムに合わせ、無理のないペースで整えていきます。
改善ポイント

- 胸のざわつき・不安感をしずめ、落ち着きやすく
- 首肩の緊張をゆるめ、呼吸が深く入りやすい
- 入眠しやすく、中途覚醒が減りやすい
- 胃の張り・食欲のムラなどの自律神経症状を緩和
- 日中のだるさを軽減し、集中しやすい状態に
今日からできるセルフケア
- 4–6呼吸(4秒吸って6秒吐く)を1〜3分。肩を下げ、吐く長さを意識
- 外歩き10〜15分。日光を浴び、腕を振って胸をひらく
- 肩回し+胸をひらくストレッチを1分×2セット、デスクの合間に
- 入浴は「ぬるめ(38~40℃)で10~15分」。上がったらすぐ保温
- 就寝1時間前はスマホOFF・照明を落とす“デジタルサンセット”
呼吸を取り戻す、静かな時間を
不安感は、からだの「流れ」と「休む力」が弱ったサインかもしれません。
首・胸・お腹をゆるめ、深い呼吸を思い出すところから、少しずつ楽になる道筋があります。
つむぎ温灸室では、一人ひとりの体質に合わせた施術で、
心身をやさしく整えていきます。
「胸がざわついて落ち着かない」
「眠っても疲れが抜けない」
「休みの日も休めない」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください